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日本海に面した金沢は何と言っても海の幸に恵まれている。夏の時期は岩牡蠣やさざえ、あわび、冬はズワイガニやブランド化を進めている「加能ガニ」、高級魚ノドグロなどが美味しい。 他にも伝統の技で調理した郷土料理は「じわもん」とよばれ、その代表格に「加賀野菜」が存在する。加賀野菜は京野菜と並んで有名になってきており加賀れんこんや金時草、源助大根など15品目からなる。
代々の加賀藩主の命により文化事業を奨励したことから、金沢には多彩な伝統文化が息づいている。歴代藩主は茶の湯に深い関心を寄せ、千利休やその弟子から茶の道を学んだことが現在にも影響を与え、金沢ではお茶やお花が身近に存在している。結果、和菓子の美味しさが群を抜いたものとなったのだろう。他にも金沢には、金沢漆器、九谷焼、加賀友禅、金沢仏壇、金沢箔などの経済産業大臣指定伝統的工芸品が継承されている。
北陸新幹線は、金沢を経由した東京から大阪までを結ぶ計画であり、現在は東京・長野間が開業。2015年3月14日に金沢~長野間が開業、金沢開業から概ね10年強後(2025年度)に金沢~敦賀間が開業予定。 北陸新幹線の開業により、東京~金沢間の所要時間は約1時間20分の短縮が見込まれており、利便性向上に伴い利用者が増え、経済波及効果が期待できる。