お鉢巡りとは、富士山の山頂の火口の周りを1周することです。火口の直径は780m程で、1周回ると約3Km。おおよそ90分程かかります。富士宮口の山頂近くには、富士山本宮浅間大社奥宮や富士山頂郵便局があり、最高地点(3,776m)である剣ヶ峰へも少し足をのばせば行ける距離です。
*夜間や悪天候時は大変危険ですので御鉢巡りはしないで下さい
自分の足で登って見られるご来光や雲海は感動です!
今年からは沢山の方にご利用頂いておりましたバスプランの他に新幹線・飛行機のプランも登場!
富士登山初心者もベテランの人も満喫できる北海道から
沖縄まで全国から出発する富士登山ツアーを紹介します!
「富士登山はハイキングや観光気分で登る事は非常に危険です。富士山の山頂付近は平均気温5℃前後まで冷え、雨が降ったり風が吹くと更に冷え込むので富士登山に適したしっかりした服装が大切です。寒さ対策であれこれと荷物の重量を増やしてしまいますと重くて登れないと言うことも起こりうるので必要な荷物をしっかりチェックして富士登山に備えて下さい!あまりに軽装な場合など、ガイドや山小屋でそれ以上の富士登山の許可が出ない場合もありますので注意して下さい。」
- 帽子
- 富士山は6合目付近から樹木がありません。直射日光・寒さ防止に必須!
ツバが広いハットがオススメです - 手袋
- 防寒対策。岩場なども登りますので保護にも
- Tシャツ
- 登山中は汗をかくので下着としても着用でき
暑ければTシャツ一枚にもなれます。 - ズボン
- 伸縮性があれば普通のズボンでOK。
ジーンズは濡れると伸縮性が無くなり
乾きにくいので不可 - 靴下
- 靴ずれ防止に厚手のものを
- 上着
- 体温調節を素早く出来るように脱ぎ着しやすいもの
- 下着
- 汗をかきます。必ず用意しましょう(着替えもあるとよい)
- ステッキ
- あれば便利!ヒザへの負担を軽減されます。
- スパッツ
- 砂が靴の中に入るのは大変不快です。
防止するのにあれば大変便利 - 靴
- 砂が入らないようにハイカットで足首を保護出来るタイプが望ましい
防水性が高いと不快感がなくよいです。
ザック(リュックサック)は
30リットルの大きさが目安です。
雨天時にカバーも用意しよう。
- 防寒具・防寒着
- 防寒のオススメはやはりフリース。体温調節を行う為にも重ね着を前提に考えて下さい フリースだけではまだ保温効果が足りないので、レインウエアの前に一枚ダウンジャケットやスキーウエアなどをご用意を!
- 酸素缶又は飲む酸素・食べる酸素など
- 1缶あれば気休めにはなります。実際にかなり効果的な場合も多いようです。
- 水・ペットボトル
- 富士山に水はありません。普段の1.5倍の量が適量と言われますが、あまり多く持って行くとそれだけで体力を消耗してしまいます。 割高にはなりますが、山小屋でも販売しています!
- 雨具
- 雨具は必ず持参!富士山の天気は非常に変わりやすいです。 ポンチョやレインコートでは下から吹き上げてくる雨で濡れてしまう事があるので 上下別のセパレートタイプがオススメ!更にゴアテックスなら尚オススメ!
- 着替え
- 山登りは大変汗をかきます。土埃などもあり汚れてしまうので、着替えは持ってきましょう!
- ヘッドライト
- ほとんどのコースは夜の登山になります。懐中電灯だと手がふさがるので、ヘッドライトは必需品です!
- 軽食など
- おにぎりやパン、好きなものでかさばらない食べ物。チョコレートなど・・・疲労回復時の即効性のあるエネルギー源として役立ちます。
- 100円玉・50円玉などの小銭
- 富士登山中のトイレは有料です。100円玉が必要ですので必ず持って行きましょう。
- ・時計・タオル・携帯電話・ゴミ持ち帰り用袋・ウェットティッシュ
- ・ザックカバー(ザック自体は防水ではありません)
- ・ポリ袋(ザックの中身を保護する為に便利!)
- ・携帯も防水ケースやポリ袋に入れる事をオススメします!
- ・絆創膏(思わぬ怪我やマメが潰れた時に便利)
- ・耳栓&アイマスク(山小屋で仮眠を取る際にあったら便利!)
- 紫外線対策
- 富士山は標高が高くなれば紫外線も強くなります
- ・日焼け止め・サングラス
- 防塵対策
- 下山道での砂埃よけにタオル・バンダナなどで対策しましょう。コンタクトの方はゴーグルを付けるか眼鏡にするのが良いと思います。
富士宮口ルート
- *富士登山道の中で最短ルート
- *吉田口についで山小屋が多い
- *天気が良ければ駿河湾を眺めながらの下山
- *登山道が下山道と同じなので混雑しやすい
- *最短ルートなので急勾配が続く
往復距離:11,000m
登り時間(目安):300分
下り時間(目安):160分
吉田口ルート
- *山小屋が多く、救護所もあり初心者にはオススメコース
- *ルート上どこでも御来光が見れます
- *登山口は観光地のように賑わっている
- *人気コースな為、非常に混雑する恐れあり!
往復距離:16,000m
登り時間(目安):340分
下り時間(目安):140分
- *お風呂や洗面などはありません。
*売店もあり各種飲料や軽食など販売しています。
*寝室は週末・夏休みなどのピーク時にはぎゅうぎゅう詰め状態になる場合もありますので熟睡するのは大変です。体を横にして体力を回復させる為の場所と考えておくのがよいでしょう。その為に前日はしっかりと睡眠をとりましょう。
周りが気になる方は耳栓やアイマスクを持参されるのも良いかと思います。 - *山小屋にトイレがあり、有料です。(100円玉を用意しておきましょう)
*富士山はとにかく水が貴重です。掃除をする為にも当然必要です。
利用者の皆さんが一人一人キレイに使う事を心がけて下さい。
マナーを守って楽しく富士登山
- ゴミは全て持ち帰る
- 登山道を外れない
- 落書きをしない
- 山では登り優先です。無理な追い越しは危険です。
- 富士山は全体が国立公園です。石一個でもお持ち帰りは禁止です。
- 休憩は通行する人の邪魔にならない場所でとりましょう。
- 山小屋付近では休まれている方がいらっしゃいますので騒音を出さない。
- 歩いているときのおしゃべりも周りの迷惑にならないように。
- タバコは携帯用の灰皿へ。(行動中は禁煙)
- 携帯灰皿を持ち歩きましょう
- トイレは有料です。100円玉を用意しましょう
- 体調が悪くなったら無理をしないで山小屋へ
- ガイドチェーンやロープが登山道を仕切る為にありますが、掴まる事を前提に作られていないので大変危険です。
高山病対策!無理厳禁!!
高山病は年齢・性別に関係なくなる可能性があります。
体力づくりの為に、適度なトレーニングをしておく事をオススメします
前日はしっかりと睡眠をとりましょう
水分補給を十分にする(ただし、摂りすぎるとトイレが近くなるので要注意!)
空気が薄くなり、呼吸が浅くなります
ゆっくりと深呼吸をして酸素を肺に十分取り入れる(腹式呼吸)
吸った息を最後まで吐ききる。
吐いた反動で自然と次の呼吸が楽になりますが、やりすぎにはご注意を。
富士登山初心者の方には「本当に登頂出来るの?」と不安になりますよね。
コツを掴んで登頂を目指そう!
歩き方のコツ
*歩幅を小さくゆっくりと
常に一定のペースで
足をあまり大きく上げないように
(疲れの元)
下りも気を付けて!
歩幅を狭くし、ひざのクッションを使う
ストックがあれば便利!足の負担を抑える事ができますが岩場では活躍出来ず荷物になってしまうかも・・・。